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遠藤保仁
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ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した銀河「ESO 498-G5」。可視光線と赤外線で観測した像を合成したもの。(提供:ESA/Hubble & NASA ) (銀河のマトリョーシカ? 渦巻の中心にもう1つの渦巻から)
stua:
KENGO KUMA. Oribe Tea House Pavilion, Japan, 2005.
A temporary, mobile tea room. Corrugated plastic boards 5mm thick are arrayed at 65mm intervals and fixed together using banding bands. Once the bands are unfastened, the tea room returns to an assembly of cheap elements, making it easy to move. The entire form resembles an irregularly-shaped cocoon, and is an homage to Furuta Oribe’s deformed tea ceremony bowl.
第1章でお話したように、スティーブが復帰する前のアップルは何の責任も問われない、悪い意味で「自由」な会社でした。当時もいまと同様に創造性溢れる面白い製品がどんどん生まれていました。ところがいまほど練れていない製品ばかりなのです。売れない製品を出したところで別に責任を問われませんから、ちょっと面白そうなら文化祭の出し物ぐらいの雰囲気で製品化してしまいます。ロクに責任を問われないため誰もキチンと最後までフォローしません。結局出す製品はどれもこれも問題だらけでした。あまりに自由すぎるので誰も責任感を持たず、みんな会社をうまく利用することばかりを考えていて、普通に仕事を回してゆくことさえできていませんでした。
スティーブはこのアナーキーとも呼べる状態に「責任」を持ち込んだのです。私はちょうどそのことに東京で管理職に抜擢されたのですが、来日した上司に「いいか、お前は選挙で選ばれたんじゃないんだ。お前はこのグループの独裁者になるんだぞ」と言われたのをよく覚えています。私は部署の独裁者になれる代わりに東京発の失敗に対して責任を取らされる立場になりました。つまり独裁という自由の代償は重大な責任というわけです。
| 座った者を死に招く呪いのイス「ザ・バズビー・ストゥープ・チェア」 |